タクシー会社で働くメリットとデメリットって?
タクシードライバーは免許さえ取得して、運転ができればいいと思っている方も多いかもしれません。
しかしドライバーの求人は思ったより難しく、対策を練っていなければ不採用となることも多いようです。好待遇の職場につきたいと考えるならば、タクシー求人を専門とした情報サイトなどを活用してみてはどうでしょうか。
ドライバーとして働くメリットとは
一般的な会社員と比較すると、ドライバーはかなり自由度の高い仕事といえます。もちろん出勤と退勤時は営業所に行く必要がありますが、それ以外の時間は自分に合ったペース配分で業務をおこなえるからです。
もしも疲れていれば少し長めに休憩を入れてみたり、稼ぎたければお客さんをどんどん乗せることもできます。しっかりと業務をこなしていれば、上司からも怒られるようなことはないでしょう。
また、国からの指導を受けて以前のような超過勤務はありません。中には日中勤務や夜勤などのシフトに入らなければならないこともあるでしょうが、だいたいは丸1日働けば次の日が休みという隔日勤務が多い傾向にあります。
会社員から転職した場合、最初は勤務に慣れないかもしれませんが、仮眠時間もありますし休日も増えるでしょう。休日が増えればプライベートの時間が増え、家族とともに過ごしたり趣味に使える時間も増えるのがメリットです。
タクシードライバーにデメリットはある?
タクシードライバーをするうえで、当然デメリットもあります。まずは1日の勤務時間が長いため、体に負担がかかってしまうことです。確かに人間関係を気にせず自分のペースで仕事ができますが、長時間座りっぱなしのため足や腰が悪くなる可能性があります。体に負担をかけないためには、時々休憩をとってストレッチをしたりクッションを敷くなどするとよいかもしれません。
また、事故を起こす可能性も高くなります。長い時間狭い車内で運転するわけですから、疲れて集中力が落ちてしまいます。眠気やだるさを感じたら、できるだけ早く休憩をとるようにしましょう。
さらにお客さんとのトラブルも考えられます。乗せたお客さんが酔っ払っていたり、マナーにうるさかったりするとちょっとしたことで口論などのトラブルに発展することもあるでしょう。
しっかりと道を覚えて交通ルールを守り、丁寧な対応を心掛けるようにしてください。ほかにも歩合制のため、お客さんを乗せることができなければ稼げないというのもデメリットといえるでしょう。
タクシーの求人はよく考えて応募しよう
タクシードライバーのメリットやデメリットを理解したうえで、どうしても求人に応募したいと考えるなら、できるだけよい会社を見極める必要があります。もしも悪質な会社を選んでしまったら、ひたすら働かされる可能性もあるからです。
せっかく自分のペースで働けると思ったら、実態は全然違ったということになりかねません。選ぶときのポイントがいくつかありますので、参考にしてください。まず事故を起こしてしまったときに、保証をしてくれるかどうかを確認しておきましょう。
最初は車や道に不慣れで事故を起こす確率が高くなりますから、とても重要なポイントといえます。あまり知名度が低い会社だと、お客さんが乗ろうとしない可能性もありますので、多少知名度のある会社だと安心です。
定期的な講習や教育システムが充実していない会社もあまりおすすめできません。できるなら免許を取得するときでも、ある程度の給与がもらえるならなおよいでしょう。福利厚生が充実しているかどうかも、求人情報でしっかり確認しておく必要があります。
タクシードライバーを目指す場合、何も考えず応募するだけではいけないのはお分かりいただけたでしょう。
メリットとデメリットを十分に理解したうえで、詳しい情報を入手し求人に応募する必要があります。資格や年齢を問われることはほとんどないため人気の職業ではありますが、しっかりと優良会社なのかそうでないのかを見極めて応募してください。
専門サイトで自力で情報を得て判断するのもよいですし、難しいならば実際に目標とする会社のドライバーに聞くなどしてもよいかもしれません。