個人タクシーとは?
タクシードライバーは、大抵どこかの会社に所属しています。
法人で働いている状態になる訳ですが、独立という選択肢もあります。
ただ、どこの会社にも所属していない為、経費なども自己負担になり、勤務歴や交通トラブルなどの条件もあります。
その代わり大きく稼げる可能性もあります。
独立するメリットと赤字のリスク
タクシードライバーの方々は、基本的には法人で勤めていて、毎日のように会社に出勤し、給料を受け取っています。
しかし法人で働く以外の選択肢もあり、独立して働く事も可能です。
いわゆる個人タクシーです。
しばらく会社に勤め続けていた方々が、独立するケースもよくあります。
なぜかというと、独立をした方が稼げる可能性があるからです。
法人の場合の給料は歩合制が多く、売上数字に応じて、収入も変わってきます。
しかし独立して働くと、法人に所属していた時と比べれば、収入が高まる可能性があるので、そこに魅力を感じて独立する方々が多いのです。
ただ独立にはリスクもあって、経費などは自分で支払う必要があります。
会社勤めの場合は基本的には、会社が費用を支払ってくれます。
しかし、独立した場合はガソリン代も自己負担になりますし、車の維持費なども全て自分で払う訳です。
ですから、一定以上の売上がなければ、赤字になってしまう場合があります。
場合によっては、貯金が減ってしまう可能性もある訳です。
しかし頑張れば、会社勤めよりも収入が高まる可能性はありますから、本人の努力次第です。
独立して事業を営むための条件とは
独立して事業を営むのは条件があり、その条件とは、10年の業務経験が必要というものです。
なので、1度はどこかの会社で10年は働き続けないと、独立は原則困難です。
それと免許ですが、タクシードライバーになる為にはまず第二種運転免許が必要になります。
通常の免許と比べると、取得するまでのハードルは高いです。
また、40歳未満の場合は、車のトラブルがゼロという条件があります。
そもそも自動車を運転すれば、たまにトラブルが生じる事もあります。
うっかり運転を誤ってしまい、どこかに衝突してしまうケースも多いです。
独立して働くためには、そのトラブル歴がゼロでなければなりません。
更に、年齢に関する制約もあります。
65歳未満でなければ、独立は原則できません。
独立して働くメリットとデメリット
しかし独立するのは、メリットもあります。
上述の収入もメリットの1つですが、自由な時間で働けるのも特徴的です。
会社勤めをするなら、どうしても出勤する必要があります。
所定の時間には会社に行き、退勤時間までは勤め続ける訳です。
そして、タクシードライバーは労働時間が長くなる事もあります。
深夜勤務もあり、1日16時間働く事も珍しくありません。
それに対して独立した場合は、特に出勤時間の制約はありません。
自身の頑張り次第で、確かに大きく稼げる可能性を秘めているのもメリットと言えるでしょう。
逆に、デメリットもあります。
知識が求められる事は、間違いありません。
確かに独立すれば、大きな収入を得られる可能性はあります。
そのためには売上数字も高める必要があり、かなりの知識が必要です。
地理にも詳しくなければ、なかなか売上も伸びません。
めったにない事ですが、売上がゼロになる可能性もある訳です。
なので、努力が求められる働き方と言えます。
ですから個人タクシーは、大きな収入を稼げる可能性はありますが、リスクもある訳です。
しかし自由な時間帯に働ける事もあり、色々なメリットもある働き方です。
ですから多くの方々は会社で経験を積んで、独立しています。